成人式の記念写真と思い出

かつて成人式に着物を着ることについて母と言い争いになったが、結局着物を着て記念写真を撮った話。

このエントリーをはてなブックマークに追加


NAVI
成人式の記念写真と思い出

成人式の記念写真の行方

成人の日というと以前は1月15日と決まっていたものですが、ハッピーマンデー法が導入された1999年以後、1月の第2日曜日に変更されてしまいました。わたしが成人の日を迎えたのは言うまでもなく、1月の15日に固定されていたころです。住んでいたところが田舎であったため、松の内に成人式を行うほうが人が集まりやすかったからでしょう。実際に成人式に出席したのは1月3日のことでした。ばらばらに各地の大学に通っていた高校のときの同級生たちと久々に会って、旧交を温めあったのをよく覚えています。
20歳前後のころはいまより7〜8キロ太っていました。自分の容姿にコンプレックスを持っていましたし、着物に対する興味もなく、成人式に出るのはいいけれども、着物は着たくないと思っていました。そんなわたしに対して烈火のごとく怒ったのが母親です。なんでもわたしの好きなようにさせてくれていた母にしては珍しく顔を真っ赤にして何度も「着物だけは着なさい。ちゃんと写真を撮りなさい」と言われました。それでもいやがるわたしにとどめを刺したのは「親不孝者!」ということばです。母親からそんなことばを聞いたのはそれまでもそれ以後もありません。これはさすがに効きました。美容院に行って髪を整えてもらい、ついでに化粧もしてもらいました。当時大学生だった私はまだ化粧道具を持っていなかったのです。振袖はグリーンの地に花と蝶が舞っているものでした。下駄をはいて四苦八苦しながら写真館に行き、記念写真を撮ってもらいました。母の満足そうな顔を見て、ちょっとうれしくなりました。

おすすめ情報

Copyright (C)2018成人式の記念写真と思い出.All rights reserved.